富裕層囲い込みにMUFGがプライベートバンカーを100人増員へ

写真:©Adobe Stock
ウエルスマネジメントで富裕層の眠った資金を活性化するべく、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、富裕層向け事業を強化するため、プライベートバンカー100人を増員する計画だ。モルガン・スタンレーから米国のプライベートバンカーを招集し、海外のウエルスマネジメント業務に関する知見を獲得し日本での富裕層を囲い込みたい考えだ。

キャップジェミニによれば、日本の富裕層の人数は米国や中国に次いで多いものの、資産の45%が現預金であるという。三菱UFJなどのメガバンクは低金利で貸し出しによる収益が期待できない中で、ウエルスマネジメントなどの手数料事業に注力している。富裕層向け事業の強化などにより、MUFG全体の証券業務の貢献度を現状の5%から10%超にしたい考えで、資産規模で20億円以上の超富裕層には、80人のチームで対応していくようだ。企業の創業者やスポーツ選手や芸能人など、国内で100位に入る資産家を想定している。

その他のメガバンクもプライベートバンカー業務に力を入れているということを考えると、資金を預けてもらってからも、他行へ行ってしまわぬようきめ細かなケアが必要となる。MUFGでは280人体制に拡充する方針で、日本からもモルガンスタンレー証券に社員を派遣し、きめ細かなサービスの提供に尽力していく。

参照:Bloomberg

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